クリーニング店~神経症的日常生活考~

みんな平気なのかな。

クリーニング店の店頭。

洗う前の汚れた服と、洗ったあとのキレイにした服を置く場所が同じ。

更に言うと、それを扱う店員さんはいちいち手を洗うわけじゃない。

もちろん私は平気ではいられない。

引き取るのと出すのを同時にしたい時は、次の順番を厳密に守らなければならない。

①引き取り伝票を店員さんに渡す
②引き取る洋服をキレイなエコバッグに入れる
③クリーニングしたい服を別のバッグから急いで出す
④料金を払う
⑤急いで家に帰る
⑥荷物をそれぞれの汚なさに合った場所に置き、手を洗う
⑦完全にキレイではないほうのロッカーに引き取った服をしまう

私にとっては、クリーニング屋さんの店頭の台に置かれた服は、もはや完全にキレイな服とは言えないんである。

正確に言うと、(引き取り伝票に触れた手や台に触れた)ビニールの外側はキレイではない。
だから、ビニールに完全に包まれた服(タタミというやつ)か、もしくはビニールの内側に店員さんが触れていない服なら、ビニールを上手く外せばなんとかキレイな服として扱える。

もっと正確に言うと、そんなことをしても無意味なことは私にだってわかっている。
実は私に見えないところでいろいろな人が汚染された手でクリーニングした服に触れていることはわかっているのだ。

わかっているけど、見ていない汚染はないものとしないと発狂しそうになり、生活が立ち行かなくなるからキレイだということにしているだけだ。


あーしかし。

不思議だよなフツーの人。

トイレの洗面台だって、掃除の人があちこち拭いた雑巾を置いたりする場所なのに、フツーの人って平気で自分のバッグやハンカチを置いたりするよね。

ひどい人は、トイレットペーパーをちぎってきて洗面所の脇に置き、手洗いの水が散るのも平気で洗った手を拭くよね。

汚い!

みんなフケツだよ。

こんなこと考えてるとほんとに気が狂いそう。